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医学英語検定試験(その4-現状、そして次のステップ!)

医学英語検定試験については、これで最終回です。
前回は医学英単語についてレポートしましたが、今回は次のステップについて。
医学英語検定試験3級を受けて強く思ったことは、
「やっぱり生理学・解剖学をちゃんと勉強しなきゃダメだ!!」です。
現在社内翻訳として勤める会社は外科分野のインプラント・器械メーカーで、
日々の業務をしている限り内科の高度な知識は必要ありません。
求められるのは、同じサイエンスでも物理(機械工学、力学)や統計学の知識です。
(ここまで言ったら分かる方には業界まで分かっちゃいますね。)

医学とは全然違う分野から「翻訳技術」だけで飛び込んだ世界。
(本当は法律翻訳に興味があったのですが、それはまた別の機会に。)
「英語さえできれば専門知識は全部教えるから大丈夫」と言われ、
最初の一年間はとにかく必死で必要とされる知識を覚えました。
それが去年の中頃からやっと余裕が出てきて、
こんな狭い分野の知識だけじゃ「医療翻訳家」と胸を張って言えない、
もっと包括的な勉強をしたいと思うようになったのがこの検定試験受験を決めた理由です。
まぁ要するに、井の中の蛙になりつつある自分に気が付くと同時に、
glass ceilingにぶつかっていたわけです。

4級は受けてないので知りませんが、3級は医学英単語の知識だけでなく、
医学の基礎知識と臨床現場で行われる診断・検査方法などの知識も問われます。
例えば「pyelitisの意味を答えよ」という多肢選択問題では、
「腎盂炎」と日本語で答えるのではなく(オール英語の試験です)、
体のどの部位で、何が原因で、どんな症状が出る病気なのかを答えなければいけません。
医学生やDrには簡単な問題でしょうが、文系畑出身の私には敷居が高い。
そして医学の独学って、とても大変なんです。
医療通訳コースを提供している通訳学校も実際にあり、
通訳をすることもごくたまにあるので資料請求をしたところ、
必要とされるTOEICのスコアが確か800点くらい(ちなみに私のスコアは990点)。
これは「通訳」のコースとしてはレベル低すぎますよね?

そこでうーんうーんと唸っている内に見つけたのが、
Medical Interpreters & Translators Association (MITA)という団体。
試験のショックがまだ頭がクラクラしているその日の夜、会員になりました!
(はい、私超行動早い「思い立ったが吉日」人間です。まず走り出してから考える。)
実際に医大で医学英語を教えているメンバーを中心に月一の勉強会があるのですが、
私は通訳・翻訳学校にも行ったことがなく、同業者も全然知らないので、
新しい出会い、そして学びの「のびしろ」を埋めるチャンスに今から胸がワクワクしています。
そして医大生の友達から、pathophysiologyの英語の教科書を借りれることになりました。
わーい♪♪

Oh my god, that's a lot of Japanese. I just wanna say (to non-Japanese friends), "I am now a proud (yet quite intimidated) member of Medical Interpreters & Translators Association of Japan." Stoked about the new learning opportunities and doors it may open!!




ところで、認知度が超低い医学英語検定試験、
「そんな資格持ってたところでなんになるの?」という現実的な疑問が浮かびますよね?
現時点では、「なんにもなりません」が答えです。
そして大きな声では言えませんが、運営がお粗末。
私はクレイマーじゃないので建設的批判以外は詳しいことは言いませんが、
「医学英語検定試験は受ける価値ない!」という超辛口のブログもある位です。
まぁ良く言えば、手作り感溢れるほのぼのとした試験です(笑)。

でも問題の質は決して悪くないし(3級は問題数多すぎとは思いますが←負け犬の遠吠え)、
実際英語の知識が必要な医学生・Dr、そして私のように
医学の知識が必要な通訳・翻訳者(こっちの方が切実な問題)が沢山いる中で、
そのギャップを埋める試みとしては価値があると思うのです。
実際、私一人では到底さばけない量の翻訳業務があり、
日常的に翻訳会社に外注しているのですが、時々、
「あー、これ全然分かってない人がやってるな」とひと目で分かる翻訳があります。
そして医療翻訳は大抵理系の人がやっているのですが、
文章力がなく日本語になってない訳が多いこと!!(これはまた別の問題ですが。)
そんな中で、数年後には「医療翻訳をやる人は少なくとも3級は持っておくこと」
というスタンダードに医学英語検定試験がなっていればいいなと私は希望を持っています。
いつ開催されるかわからない2級、1級にも挑戦していくつもりです。

長くなりました。以上!!!!
by yuko_in_kichijoji | 2011-07-06 18:43 | 医療翻訳・通訳の部屋