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"The Reluctant Fundamentalist" - NY関連小説レビュー(その2)

f0233815_23628100.jpgこちらも昨日紹介した"New York: the Novel"をプレゼントしてくれた友人がお勧めしてくれた小説です。語り口調で書かれているので大変読み易く、するりと読んでしまいましたが、読了後に沁み入る不思議な本です。

物語はパキスタンで、パキスタン人Chavezがアメリカ人旅行者に話しかけ、回想を始めるシーンから始まります。Chavezは若き有望な留学生としてアメリカに渡り、有名大学を経てニューヨークのトップ企業に就職します。いわゆるエリート街道をひた走り、大切に想う女性もできて前途洋々の人生を送っていた彼の人生は、9.11を経て変わり始めます。突然ではなく、じわじわと周りの環境が変化する中で、彼がアメリカに対して抱く気持ちも少しずつ変わっていきます。

9.11直後のアメリカは寛大さを失い、外国人にとって居心地の悪い国になりました。主人公はパキスタン人として(アラブ系、イスラム教徒=テロリストと疑うアメリカ人が当時は少なくなかった)、それを人一倍肌で感じ取ります。真綿で首を絞められるように大切なものを失い続けるChavez。この本が素晴らしいのは、政治小説だけで終わらないところ。確かに政治的なメッセージが込められていますが、ひとりの青年の物語として、自分ではコントロール出来ない事情で愛する女性を失う点など、村上春樹の「ノルウェイの森」に似ていると感じました。そして何より流れるような文章が美しい!V.S. Naipaul, Arundhati Roy, Vikram Sethなどのインド人作家の英語の美しさには定評がありますが(と私個人は強く思ってますが)、この本の作者Mohsin Hamid(パキスタン人)も才能あると思います。本作が2作目、まだまだ若い将来が楽しみな作家です。(表紙画像データはAmazon Japanより拝借)

昨日に引き続き、先の旅行中に撮ったNYの写真です。
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Grand Central Station/グランド・セントラル駅
この駅の中二階に立って人の流れをぼーっと眺めるのが好きです。うまく説明できませんが、ここと渋谷のスクランブル交差点前のスターバックスで沢山の人が急ぎ足で歩いて行くのをみると、自分の存在のちっぽさを再自覚し、足がすくむと同時に、さぁ、また頑張るかな、という気になるんですよね。
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今回の旅行中、グランド・セントラル駅構内でデモに遭遇しました。2011年12月31日にオバマ大統領が署名したNDAA 2012 (National Defense Authorization Act for Fiscal Year 2012)という法律に抗議し、"Is this the land of free?"「ここは本当に自由の地か?」というメッセージを掲げる女性。デモ参加者に質問したところ、抗議の目的は、この法律では米当局はテロ活動に加担していると疑われる者を逮捕状なしに無期限に勾留できることになっており、これがdue process(法に基づく適正手続の原則)を無視し、言論の自由を侵害するものであることに反対することでした。
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例のOccupy Wall Street運動に関わる人々によるデモ活動だったようです。一緒になってオバマ大統領への失望の声を挙げる人もいれば、抗議者たちに"Go home, get a job!"(家に帰れ、仕事に就け)と叫ぶ人も。警察官がかけつけデモ参加者は退散しましたが、Occupy Wall Street運動は続いているんだなと実感させられたエピソードでした。

Occupy Wall Street運動に興味がある方、New York Timesのサイトでも色んな記事が読めますが、Vanity Fairの"An Oral History of Occupy Wall Street"という記事が面白かったですよ。下のリンクから閲覧できます。
http://www.vanityfair.com/politics/2012/02/occupy-wall-street-201202
by yuko_in_kichijoji | 2012-02-09 23:06 | My Library